やさか地域の中心は、JR中央線・坂下駅周辺となります。 坂下駅周辺の街並みが形成されたのは、明治41年に中央線が開通したのに伴い坂下駅は飛騨地方への玄関口となり発展しました。
それまで、厳寒の冬の「野麦峠」を越え諏訪の製糸工場へ向かう女工さんたちも坂下駅まで出て汽車で諏訪へ行くようになりました。
諏訪の製糸工場で一年間働いた女工さんたちは、正月休みになると汽車で坂下の駅に着き駅前の旅館で雑魚寝をし、朝早く起きて駅周辺の商店でふるさとへのお土産をたくさん買い求め、馬車または歩いて、家族の待つふるさと飛騨へ帰って行きました。 また坂下駅周辺は飛騨地方への貨物輸送の要所としても発展しました。
こうした坂下駅を利用する人たちのために、旅館・商店・食堂により現在の街並みが形成されたと言われております。 JR中央線が開通するまでは、住宅数が640戸であった坂下地区は、ピーク時には1700戸・人口6400人まで発展しました。
2027年に「リニア中央新幹線」が営業運転を開始すると、坂下駅から東京まで1時間圏内となります。
※やさか地域 (旧山口村、坂下町、川上村)